アラン・ケイの言葉

ewomanでのアラン・ケイとの対談

佐々木さんがかみ合っていないレスポンスをしているが、やはりアラン・ケイの言葉はいい。

「実際、このプロジェクトが成功する前に、私たちみんな死んでしまうでしょう? これは大事業なのです。何世代もの子どもたちに受け継がれます。印刷機がヨーロッパ中に広がるまで、150年かかりました。印刷機の発明に関係した人々は、最終的に印刷革命が起きるまで生きてはいませんでした。

だから何だと言うのでしょうか。私たちがこのプロジェクトが終わるまで生きている必要はありません。大事なことは、これをきちんと続かせることです。それが私のモチベーションです。」

しかし、彼の教育論に近いことを実践しようとしている慶応SFCのようなところでは、やりたいことが見つからない学生が満ち溢れているようだ。学生どころではなく、SFC出身の若手の教員でさえそういった感じである。これはいったいどうしたことなのだろうか。インプリの方法が悪いのか、やはり万人向けの方法ではないということなのだろうか。