池上研でネットを語る

昨日はDr. ezcaの結婚披露宴。結婚式ってSNSだよなー。その人を取り巻くいろんなコンテクストが一同に集まる。不思議な空間。

池上さんはスピーチで、「lifeとは何か」についてプレゼンする。こういう結婚式スピーチははじめて見た。Bokononのkarassについて。分かる人には分かる、分からない人には分からない話。

“…Bokononists believe that humanity is organised into teams, teams that do God’s will without ever discovering what they are doing. Such a team is called a karass by Bokonon…”

“If you find your life tangled up with somebody else’s life for no very logical reasons, that person may be a member of your karass.”

“Men created the checkerboard; God created the karass.”

おーけー。世界をなめらかに。

そんでもって2次会で、池上研に珍しくもネット論に。

2chは終わった論に対してひろゆきが、「ちゃんねるは終わってますよ。何度も言ってるんですがね…」と応えたという話について、ますもとさん曰く「それは2ch的な切り返しで特に意味ないんじゃないの」

2chの匿名的ないやらしさ(けなしまくり)と、gree,mixiの非匿名的ないやらしさ(ほめまくり)は、同じものの裏返しだ。どっちも気持ち悪い。」という池上さんの指摘は図星かも。匿名でも非匿名でもない新しいモノがつくれないかな。

茂木さんがよく言う、イギリス経験主義の、オブジェをテーブルの上において観察するかのような言説ってどうやったらできるんだろう。きっと本当の信頼関係が必要なんだろうな。昔はできてた気がするんだけど、最近できなくなっている気がするな。きっと心の理論が邪魔なんだろうな。

(追記:)池上さんの発言は、最初にunoさんが指摘したそうです。