周遊と沈没

「周遊」と「沈没」この2つのワードを聞いてピンとくる人は、よっぽどの旅行好きか、というよりもむしろバックパッカーに違いない。この言葉は、バックパッカーの状態の振る舞いを記述するための対立概念だ。

周遊のほうは、周遊券のとおり、さまざまな町や国を周遊して動き回ることを意味する。では、沈没とはなんだろうか。ここによれば、移動するのが面倒くさくなり、無目的に一箇所にずっと滞在することをいうらしい。

来週、友達がネパールのポカラに沈没しに行く。ポカラは、世界一の沈没地として著名な地で、ぼくも4年前にカトマンズに行ったときに、ポカラはすばらしいと、何人ものバックパッカーにすすめられたものだった。

ということで、ぼくも東南アジア周遊旅行にでもいこうかと計画中。

なんか、いつもいろんな活動に周遊していて、コーヒー一杯ゆっくりと飲む暇のない人間だと思われているみたいだけど、ぼくも立派に沈没します。このblog、長らく更新してなかったのも沈没していたからです。

周遊と沈没、これって力学系の言葉でいうとカオス的遍歴ということかな。これからは「中心と周縁」じゃなくて「周遊と沈没」だな。