2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ISED 部分最適と全体最適をめぐる誤解

議事録のこのページで、東さんは以下のように、ぼくと鈴木謙介さんのやりとりをまとめていますが、これは誤っていると思います。 とはいえ、議論は繋がっています。司会として指摘しますと、鈴木健さんと鈴木謙介さんの差異は、今日延々と話題になっている全…

戦慄系宣言

戦慄系という言葉を思いついた。思いついたのは3ヶ月くらい前に池上さんと話していたときだけど。だらだらしてたら、うのさんが早く書けというので書きます。 戦慄系とは、萌え系の対立概念である。ごちゃごちゃ説明する前に例をだすと、 戦慄系の例 ・ニュ…

ISED サイバー空間と実社会を分離してはならない

ISED(情報社会の倫理と設計のための学際的研究)第1回設計研での、ぼくの議論に補足コメントをしておきます。 まず「情報社会の段階的整理と課題――「新しい社会契約論」の発明」というところについてです。ちなみに「新しい社会契約論」についてはほとんど説…

エクストリームミーティング:究極のグループウェアはここから始まる

「究極のグループウェアに求めるもの」というエントリーを書いたのは、PICSY blogをかきはじめたばかりの2003年11月26日だった。 そこで書かれた会議運営をフォーマット化してしまうソフトウェアのプロトタイプ実装「Galapagos」が、2月26日(土)に未踏ソフト…

ISED@GLOCOM第一回設計研議事録公開

ISED@GLOCOM第一回設計研議事録が公開されました。最後のほうにまとめてしゃべってます。

XMLの文体と新しい社会契約論:(5)チューリングとXMLの関係について

去年9月にやっていたシリーズの続き。 チューリングは生前、4つの重要な仕事を行った。そのうち3つは科学的な仕事であり、1つは社会的な仕事であった。3つの科学的な仕事とは、チューリングマシン、チューリングテスト、チューリングパターンであり、1…