うちの研究室にDuraidというオーストラリアからの留学生がやってきた。Duraidは、すごいAVマニアで、日々驚かされる。AVマニアといってもAudio Visualですよ。
Duraidの液晶ディスプレーは、なんと解像度が3850×2550ある。米国某研究所がIBMに特注したものを100万円で譲ってもらったものらしい。この解像度で写真画像を見せてもらった。
うぬーーーーーーーーーーーーーー!!
あまりの細かさに、はめ込み画像なのかと思ってしまうほど自然だ。
200dpiということなので、論文PDFを印刷しなくても読めるのがいいところだそうっだ。普通にemacsを起動すると、windowが小さすぎて使えないので、3倍にしているらしい。さらにサイズを大きくすると、フォントの滑らかな曲線がとっても美しい。フォントってこんなに美しいんだ、とため息が出てしまう。
そんなDuraidが3万円のイヤホンを買うというので、神楽坂のイーディオという店にいってきた。ここは見たことのない不思議な店で、高級家具のあるホームシアターの一室といった趣だ。お店で、うわさの3万円イヤホンER-4Sを視聴した。
うおーーーーーーーーーーー!!!!
なんだこれは。音のクオリアを感じるということはこういうことなのか。高音も低音も圧倒的にクリアに響く。周りの音はまったく聞こえない。純粋に音の世界だけに没入できる。
うーむ。欲しい。
欲しい。
ほしい。
糒。
いつか買おう。
と、高感度クオリアにまみれて生きる日々だ。
(クオリアプロジェクトで高解像度ディスプレー作ってください>茂木さん)
Duraidは、数学とコンピュータに異様に詳しいらしい。教えてもらおっと。