いままで、PICSYについての説明は、WEBか口頭かを問わず、PICSYってのはこんなシステムでこういう特徴を持っています、という感じだった。しかし、発展途上で野心的なプロジェクトにこのような説明の仕方はあわないことに最近気がついた。
XMLやJavaのような技術においては、仕様策定や実装の完成の前にゴールが設定される。XMLの場合は、XML1.0勧告に書いてある10のゴールだし、Javaの場合はoriginal Java White Paperの11のポリシーというのがそれにあたるだろう。
というわけで、PICSYのゴールというのを考えてみた。
1.組織の仮想化
2.貨幣システムと人事評価システムのシームレスな融合
3.より人間的なコミュニケーションとライフスタイルの増加
4.貨幣と労働の対等性
5.ハイスケーラビリティ
6.ハイセキュリティ
7.より高い自由の実現
8.生産性の向上
9.小さく始めて大きく統合(Starting Small and Integration Large)
10.法貨との共存
11.価値の多様性を制限しない
12.グローバルな公正性
13.情報財への高い応用可能性
14.直感的
15.安定性と革新の共存
16.あらゆる既存システムとの連続値的接合
列挙するとそれまでだが、ひとつひとつに語りつくせぬ思いがある。
このリストは、今度の打ち合わせでみんなと議論してみよう。