ゲーデル再考

松岡正剛の千夜千冊で、「ゲーデル再考」がのせられている。

ハオ・ワンはともかくとして、当時のウィーン学団の雰囲気からゲーデルを語るという、松岡さんらしいとても面白い構成になっているので、ご一読を。フォン・ノイマンの天才が、ゲーデルチューリングの狂気にかなわなかったというのが興味深い。

カントールで戦慄できない人や、チューリングマシンで世界が記述できると思っている人にはおすすめできませんが。

複雑系も、武器を「論理」から「力学系」に変えて、こういうのを目指してるんじゃなかったのかな。