安富さん、髭がない

金曜日はFTPセミナーが終わったあと、池上研で飲みに行く。いきなり池上さんから「計算と物理はどっちが本質だと思う?」と聞かれて「物理です。計算は物理過程の切り出しだから」と答える。池上さんはまた最近考え始めているらしい。生命と計算と物理と時間と意識とクオリアの6つの関係が分かったら、もうやることないだろう。結局のところ、すべての研究はそこへの道なのだ。

この問題はなかなかもって結論がでないので、ほとんど信仰に等しい。けどこの信仰というやつが研究の方法に決定的に影響を与える。アインシュタインも「神はさいころを振らない」と言った。(EPRパラドックスは否定的に解決したなあ。やっぱり遠隔作用はあるんじゃないのかなあ>池上さん)

帰りの駒場東大前でezcaくんと入れ違いに入ってきた人が、「おお鈴木くん!」と声をかけてくる。誰だと思ったら安富歩さんだった。安富さんのシンボルたる髭そってて分かりません。目と声でかろうじて安富さんと気づく。

長らく中国にいってきたので、その話を少々。新しい研究は、贈与と交換についてのモデルになるようで、すかさず突っ込んで聞いたら、結構面白いモデルになりそうな気配。なるほど、そうきたかという感じですが、詳細はさすがにblogには書けませぬ。