生物学的自律性の諸原理

Principles of Biological Autonomy

先々週から先週にかけての4日間連続で、フランシスコ・ヴァレラの「生物学的自律性の諸原理」を、ただひたすら一日中読むという読書会を行った。オートポイエーシスについては、日本語訳された本がでているけれど、これを読んでも眠くなるだけでさっぱり分かった気にならない。"Principles of Biological Autonomy"のほうがモデルもあって、熟読さえすれば意味がとれる。ただし、「現代思想」に第一部の翻訳があるだけで、基本的には英語で読まなくてはならない。

しかし、この本も概念図がないとつらい。非常にクリアな議論をしているんだけど、自然言語で呼んでいる限りはクリアさが読み取りにくい。ということで、読了したら図解ヴァレラというページでも立てようかと考えてます。

結局4日間やって1/3しか終わらなかった。最後のほうは1時間1ページのペースになっていたので仕方がないか。