Rich JaroslovskyさんがVPとしてスマートニュースに参画

先日の日経新聞で紹介されましたが、Rich JaroslovskyさんがVice President for Contentsとしてスマートニュースに参画してくれることになりました。

 

LinkedInにプロフィールは詳しく載っていますが、簡単にRichさんを紹介しましょう。

Richさんは、スタンフォード大学時代にThe Stanford Daily Newspaperの編集長を務め、卒業後、ウォール・ストリート・ジャーナルの政治記者としてキャリアをスタートしました。レーガン大統領と一緒に来日して昭和天皇にも会ったとか、ワシントンD.C.時代に政治記者としても賞を受賞しています。

また、1994年に世界で最初期のオンラインニュースメディア The Wall Street Journal Online (WSJ.com)を立ち上げたときのManaging Editorで、世界ではじめてsubscription fee modelを導入するなど、オンラインニュースの世界を切り開いたレジェンドな人物でもあります。

そして、オンラインニュースで世界最大の業界団体であるOnline News Association(ONA)のFounding Presidentとして、wsj.comだけでなく、オンラインニュースの世界全体の発展に貢献してきました。その栄誉を讃え、ONAではRichさんの名前を冠した賞があるほどです(そうした賞があるのはONAでRichさんだけです)。

愛校精神にもあふれ、スタンフォード大学のAlumni AssociationのChairmanも務めました。そのときに大学側の交渉相手だったのが、当時スタンフォード大学の学長だったライス元国務長官だったそうです。現在でも、The Stanford Daily NewspaperのChairmanを務めています。

また、ブルームバーグのExecutive Editor時代は、テック/ガジェット系のコラムニストとして人気を評し、Appleに出入りができる数人のジャーナリストのうちの一人でした。Richさんがスマートニュースに参画してくれることになったのも、テックコラムニストとしてたくさんのプロダクトを評価してきた経験から、SmartNewsのプロダクトの良さ/手触り/クオリティを評価してのことです。

そんな輝かしい経歴をもつRichですが、いつもユーモアあふれるトークで笑わせてくれる、とっても気さくな方です。オンラインニュースにおけるRichさんの強いビジョンがスマートニュースのメンバーと共鳴し、今回のジョインとなりました。

Richさんにはスマートニュースの世界展開戦略の中で、重要な役割を担っていただくことになります。チームインテグレーションのために3週間弱、日本に滞在していまして、その中で日経さんに記事にしていただきました。素晴らしい仲間を得ることができて本当にうれしいです。スマートニュースの人材面については、今後いくつかニュースが続くことでしょう。