2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ISED鈴木謙介の論文について

今日はISED倫理研の第一回で、事前に委員には鈴木謙介さんの論文が送られてきた。ぼくは倫理研のメンバーではなく、設計研のメンバーなので、今日のISEDにはオブザーバー参加となるため、研究会がはじまる前に参考意見を述べておいて、よりよい議論の助けに…

池上さん芸大講義

茂木さんが芸大に講義をもっていて、一年に一回くらい池上さんが講義をするというので、上野の芸大まで行ってきた。講義のタイトルは"subtle,motion,precision"。日本語にすると、"ちょっと、運動、精度"ということになる。 熱力学とは「自然には変化する方…

ISED@GLOCOMのプレミーティング

昨日は、ISED@GLOCOMのプレミーティングに行ってきました。設計研のメンバーは、石橋啓一郎、村上敬亮、井庭崇、近藤淳也、八田真行、楠正憲と、全員知り合いなので、リラックスして議論できそうです。 政策や制度設計について話すときは、タイムスパンとス…

特別セミナー@井庭ゼミ

慶応SFC井庭ゼミで特別セミナーをすることになりました。もし参加されたいという方がおられれば、鈴木(ken@sacral.c.u-tokyo.ac.jp)まで連絡ください。 ************************************************************* セッション1「ルーマンとヴァレラに…

誤訳か否か

先日のエントリーに対して、いくつか反応がありました。 そのうち、特に馬場靖雄教授@大東文化大学から、丁寧な反論のメールがありましたので、本人の許可を得てここに転載させてもらいます。以後、blogに直接コメントいただけるとありがたいです。 Hiroshi…

チョムスキー「二十一世紀の言語学」

土曜日に言語学の研究会があって、チョムスキーの2002年のインタビュー「二十一世紀の言語学」の第二章と第三章をまとめて発表した。参加者は、駒場の認知言語の人たちと池上研の人たち、あわせて14人ほど。 今回、読んで良かったのは、ぼくのチョムスキー…

AVマニアDuraid

うちの研究室にDuraidというオーストラリアからの留学生がやってきた。Duraidは、すごいAVマニアで、日々驚かされる。AVマニアといってもAudio Visualですよ。 Duraidの液晶ディスプレーは、なんと解像度が3850×2550ある。米国某研究所がIBMに特注したものを…

2ch文学の命名者として、2ch文学と2ch発文学の違いを語ろう

PICSYのホームページへのアクセスが今日の昼過ぎから急増したので、何かと思ったら、あの「電車男」が新潮社から「文学」として出版されるらしい。読売新聞の記事をYAHOOが配信をして、そこの関連でCNETの梅田さんのblogがリンクされていたから、ということ…

誤訳との戦い

ルーマンの「社会システム理論」を読むゼミがSFCであったので、いってきた。ゼミの時間の最後にでた質問に即答できなかったので、ここに書いておきます。 問い:「要素と関係の差異」って何ですか? 答え:第二段落に書いてあります。 以下は第二段落を理解…

ルーマンなかなか良いことを言う

P171より 「これらの例が明らかにしているとおり、パースン、知能、記憶、学習といったことがらに関して、心理的な基層とか、さらに有機体的基層を探し求めたとしても、その企ては無駄であるに違いない。重要なのは、観察不可能なものに一定の意味を付与し、…

旅の仲間

ある人に >>長く、道のりが険しい分野ですが、あきらめずに一緒にがんばりましょう。 とメールを送ったら、 >こういってくれると嬉しいです。ドラクエで仲間を見つけた様な心境です。 という返事がきた。なるほど、素敵な表現だ。