2003-01-01から1年間の記事一覧
今日はZopeを使ってみた。Zope本体のインストールは一瞬で終わったが、日本語ドキュメントが体系的でないので、ZWIKIをインストールして使えるようになるまでに結構な時間がかかった。近々pythonプログラミングも挑戦してみようと思っている。 PICSYはスクリ…
おととい、softdrinkの第二回があって、飲みながら中嶋さんとGumonji-PICSYについて話してきた。ここ数週間、ずっとかんがえていたことをばーっと話したのだが、やっぱり一人で考えるよりも中嶋さんと議論しながら考えたほうがいいので、週1回から2回くら…
昨日のPICSYミーティングと忘年会の議論をうけて、PICSYのゴールを書き直します。こいつはIPAX Winter 2004のパネルとして使おうと考えている。 1,2,3はPICSYの主な目標である。 4はオプションの目標である。 5,6,7,8はPICSYの利用促進と成長性…
クオリア忘年会にいってきた。パフォーマンスアートがすばらしく、最高に楽しいパーティだった。ジョセフ・グエン(Joseph Goguen)が来ていたが、彼はヴァレラの師匠らしい。ちなみに奥さんは情熱的なピアニストで日本人だ。音楽のあるパフォーマンスはすば…
なんで、blogがちょっと止まってしまったかというと、とあるきっかけで、ドゥルーズ・ガタリのアンチ・オイディプスを読んでいるからだ。西川くんから、ぼくのやろうとしていることがドゥルーズの続きだみたいなことを言われて、そのときは意味が分からなか…
いままで、PICSYについての説明は、WEBか口頭かを問わず、PICSYってのはこんなシステムでこういう特徴を持っています、という感じだった。しかし、発展途上で野心的なプロジェクトにこのような説明の仕方はあわないことに最近気がついた。 XMLやJavaのような…
以前、一度ちょっとだけ触れた万物のサービス化について考えたい。 あまりにも大胆な予測だが、市場を流通するあらゆる財がサービス化するのではないか、という考えだ。 システムのサービス化:IBMのオンデマンドビジネス ソフトウェアのサービス化:SUNの新…
Virtual Company タイプの Venture Capitalの話の続きだ。 昨日、首謀者の濱岡さんと、もともとVCで働いていたことのある田中タイセイさんをひきあわせて、飯を食いながらディスカッションをした。 ・VCでは技術とマーケが両方わかる人は貴重なので、MOTのメ…
情報財をPICSYにのせるための方法をずっと考えている。 消費時間というアイデアが頭をはなれない。 これは以前、予算制約と価値形態の変化についてというタイトルで書いた内容の続きにあたる。 以前、ドン・キホーテの安田隆夫社長がテレビで「時間消費型」…
PICSYが狙っているのは2つの文化の間だ。 オープンとクローズ シェアードとプロプリエタリ 大学と企業 贈与と交換 2つの文化の対立がいま最も激しいのが、ソフトウェアや音楽をはじめとする情報財である。情報財は、時代からの要請としても、PICSYを思いつ…
昨日、レッシグと話した。 彼の基調講演は人の心を動かす。 とりあえず、PICSYの論文を送ることを約束した。 情報財の流通にPICSYが使えないか、というのは最初から考えていたことなので、意見をききたい。
リアリズムとは、「私は人を殺せるだろう」という視点から出発する思考形態のことである。「私は人を殺してはならない」「私は人を殺さない」「誰かが私を殺すかもしれない」「私は人を殺したい」というような視点からはリアリズムは生まれてこない。 ぼくは…
マトリックスよ、おまえも「アルマゲドン」だったのか。 結局のところ、「攻殻機動隊」の世界で、「ファイナルファンタジー」のマテリアルを使って、「ナウシカ」の物語構造を展開し、「アルマゲドン」しただけじゃないか。 人間存在のアンチノミーを最後ま…
鈴木と井上によって表された論文「制度進化としての伝播投資貨幣」について、 慶應大学助教授の遠藤さんからレビューを賜りました。遠藤さんありがとうござ います。 遠藤さんによる重要な指摘の一つは、以下の通りです。PICSYは、一つの商品に 対して、多様…
平成15年1月21日(水)にですね、東京フォーラムにて、IPAX Winter 2004が、催されます。PICSY出展します!当日は、坂村健さん、村井純さんというITの2大巨頭の講演会などもありますので、ぜひ見に来てください!!
GLOCOMの第1回個人情報研究会という内部研究会に参加してきた。 中島洋さんが主宰で、青柳さんが発表、弁護士の牧野二郎さんがディスカッサントとという10人の研究会だった。10人という規模は適正ですね。 はっきりいって個人情報保護の問題は、PICSYで…
昨日、オフィスをもたないベンチャーキャピタルをつくりたいというベンチャー社長に会ってきた。とりあえず、12月から1月にかけて話を詰めていこうという話になった。 人事評価をPICSYにすることももちろんだが、やはりオフィスをもたずに仕事をするため…
中嶋さんのStar型物流は黒川紀章のノマドを実現するための手段だ、という話をしたい。そんなに難しい話ではない。要するに、ネット社会において遊牧民的非定住生活をするためには、洋服などの在庫やかさばる個人所有物が邪魔であり、Star型物流があれば、そ…
今日は、六本木のGLOCOMで、11月の情報社会学(若手)研究会があり、「PICSYを利用したベンチャーキャピタルについて」という内容で発表してきた。参加者は10人以下だったので、議論のリズムもよかったと思う。人事評価はみんな興味があるので、議論は比…
昨日、知り合いのベンチャー社長から、一通のメールをもらった。 内容は、某大学の学生で(とはいっても平均40歳前とのことだが)、パートタイムのベンチャーキャピタルを作ろうという計画があって、その人事評価システムでPICSYが使えないかという話だ。 さ…
国民国家と近代経済システムの強さ 所有権と意思決定 物価と成長する経済 遠藤レビューネタ 物価と相対値性 ビジネスモデルと市場・認知バイアス 赤の女王 新しい社会契約論 中央銀行法について 生産性の向上 カンパニーと起業 相続 プライバシーとプロファ…
お金が買い手に依存せずに同じ価値をもって商品を買うことができるという幻想がある。これは貨幣の流動性と中立性と関係している。流動性とは、あらゆる財と交換できるために他の財に比べて価値が高いということで、ケインズによって強調された。中立性とは…
生産プロセスをRFID等でトラッキングすることをトレーサビリティという。トレーサビリティとPICSYというのもひとつのテーマになるに違いない。まあ、結局はプロファイリングと個人情報保護の話になるのだろうが。
PICSY以前に、仮想通貨自体まったくわかっていない私ですが、 もしお金に有効期限があったら、どうなるんでしょう? ずっと持っていたら「腐る」ので、みんな期限内に使う。 「預金」がなくなり、流動性が高くなる。
最近、blogが長くなっているので、短く書こう。 PICSYの予算制約は独特である。 通常の貨幣は、稼いだり移譲してもらった財産が予算制約になる。 しかし、PICSYでは貢献度と予算制約が別になっていて、その積が購買力だ。 可処分所得が貢献度と独立に増やす…
昨日のsoftdrink飲み会はとても面白かった。 が、一次会に対して二次会は数十倍面白かった。 逆にいうと、一次会はそれほどよくなかったということだ。 この原因は明白である。一次的な原因としては飲み会の人数だ。 今回、一次会は17人、二次会は7人スタ…
今日は、softdrinkという飲み会サークルの第一回飲み会だ。 softwareに関わる仕事をしている面白い人を集めてdrinkするので、softdrinkという名前にしたが、本当にsoftdrinkしか飲まない人も結構いたりする。 PICSYに興味もっている人もたくさん参加した。 …
よく「オープンソースと関係あるんじゃないの」と漠然といわれるので、オープンソースとPICSYの関係について書いておこう。 オープンソースの本質は、生産プロセスのオープン性と仮想化にある。ストールマンのいうフリーソフトウェアからぺレンズやレイモン…
悩んでいた公正性は結局、NOVAのnativeと相談して、fairnessにした。 justiceは法的な感じが強いという。 今度レッシグと会えるので、レッシグに聞いてみようかな。 ところで、英語力強化のためにNOVA市ヶ谷校に通っている。ここがよくって、通常3~4人の…
PICSYを使うためにはUIを考えなくてはいけない。 1.「0.0000000001picsy下さい」とは言いたくないので、「10micro picsy 下さい」という感じにデノミしないといけないだろう。 (人数が増えていったときに、計算のまるめ誤差からいって大丈夫なのかも検…