Groove

「仮想オフィス」をMS Officeに統合――Groove買収の狙い より 「何年にもわたって、われわれは幸運にも、全社員にWi-Fi対応ノートPCを持ち歩くよう指導してきた。われわれの多くにとって、仕事の性質自体が変わってきた。われわれはオフィスや自宅、ホテル、…

ウィンクキラー

金曜の夜、木本さん飲みが終わったあとに、しょうこさんからウィンクキラーというゲームを教えてもらった。 ぼくの今の研究にそっくりなゲームだ。面白いなあ。

自分で動き回る油滴発見?

自分で動き回る油滴発見の記事は、 Self Running Droplet: Emergence of Regular Motion from Nonequilibrium Noise,Yutaka Sumino, Nobuyuki Magome, Tsutomu Hamada, Kenichi Yoshikawa,Physical Review Letters, 94, 068301 (2005) という論文で、こちら…

酔って歩く

昨日、早咲きの梅の木の下で、池上さんらとランチをとりながら、自律的な運動とはどういうものかについて議論しました。人工生命の研究の過程で、さまざまな運動パターンが生まれてきましたが、どうも自律的な運動とはいえないようです。 その帰りの道のとき…

進化と形態形成と学習

GAをまわしながら学習と呼ぶその心について考えてみた。 まあ、所詮NNにとってGAというのはパラメータ空間を洗うという意味しかないわけだけど。定義域がきまっているのに進化とは是いかにといわれれば、そもそも問い自体が無効なのは確か。しかしそれはさて…

ISED 部分最適と全体最適をめぐる誤解

議事録のこのページで、東さんは以下のように、ぼくと鈴木謙介さんのやりとりをまとめていますが、これは誤っていると思います。 とはいえ、議論は繋がっています。司会として指摘しますと、鈴木健さんと鈴木謙介さんの差異は、今日延々と話題になっている全…

戦慄系宣言

戦慄系という言葉を思いついた。思いついたのは3ヶ月くらい前に池上さんと話していたときだけど。だらだらしてたら、うのさんが早く書けというので書きます。 戦慄系とは、萌え系の対立概念である。ごちゃごちゃ説明する前に例をだすと、 戦慄系の例 ・ニュ…

ISED サイバー空間と実社会を分離してはならない

ISED(情報社会の倫理と設計のための学際的研究)第1回設計研での、ぼくの議論に補足コメントをしておきます。 まず「情報社会の段階的整理と課題――「新しい社会契約論」の発明」というところについてです。ちなみに「新しい社会契約論」についてはほとんど説…

エクストリームミーティング:究極のグループウェアはここから始まる

「究極のグループウェアに求めるもの」というエントリーを書いたのは、PICSY blogをかきはじめたばかりの2003年11月26日だった。 そこで書かれた会議運営をフォーマット化してしまうソフトウェアのプロトタイプ実装「Galapagos」が、2月26日(土)に未踏ソフト…

ISED@GLOCOM第一回設計研議事録公開

ISED@GLOCOM第一回設計研議事録が公開されました。最後のほうにまとめてしゃべってます。

XMLの文体と新しい社会契約論:(5)チューリングとXMLの関係について

去年9月にやっていたシリーズの続き。 チューリングは生前、4つの重要な仕事を行った。そのうち3つは科学的な仕事であり、1つは社会的な仕事であった。3つの科学的な仕事とは、チューリングマシン、チューリングテスト、チューリングパターンであり、1…

塾高野球部甲子園出場!

母校の塾高野球部がセンバツで甲子園にいけることになったようです。 上田監督おめでとうございます。英語教えてもらいました! すごいいい先生でした。 ちょっと応援にいくかな。

アラン・ケイの言葉

ewomanでのアラン・ケイとの対談 佐々木さんがかみ合っていないレスポンスをしているが、やはりアラン・ケイの言葉はいい。 「実際、このプロジェクトが成功する前に、私たちみんな死んでしまうでしょう? これは大事業なのです。何世代もの子どもたちに受け…

サプライチェーン社会科見学(またはアート)

社会科見学にしようか、アートにしようか迷っているのだが、ひとつアイデアを思いついたのでメモ。 経済活動の終着点は、営業が消費者に者を売るという点で終わる。そして終わりは始まりでもある。お金は消費者から営業に渡る。そのお金は、会社の仕入れに使…

ゼクシィの加藤ローサと偏愛マップ

偏愛マップについて寺岡さんと話しているときに、面白いことを聞いた。mixiのコミュニティで「ゼクシィの加藤ローサ」というのがあり、「加藤ローサ」よりも参加者が多いというのだ。ゼクシィのテレビCMでウェディングドレスを着ているあの加藤ローサである…

SPAMコメント削除

大向くんにSPAMコメント(主に米国からとんでくるカジノサイトとかの広告コメント)を削除してもらいました。SPAMコメントがもう飛んでくることはなさそうです。どうもありがとう。 手動、自動おりまぜてやってもらったので、いくつかの本来残すべきコメント…

ぼくらのマントラ

ぼくらのマントラが決まった。 「世界を滑らかに」 マントラとは、サンスクリット語で真言のことであり、一種の呪文とも解釈される。 何万言のお経と同じような効果をもつ一言で、唱えた人と聞いた人の心に心理的な変化を引き起こす。 その場で異論がでなか…

エクストリームリーディングのノウハウ

【エクストリームリーディングの風景】黙々と読んでいます。プロジェクタがノートPCの後ろに見えますね。手前にホワイトボードがあります。 前回のエントリーに反響が若干あったので、エクストリームリーディングのノウハウについて書きます。とはいえ、ぼく…

ISED白田さんのパワポについて

例によって、ISEDでの白田さんの明日の発表用パワポの感想を、発表前に投稿。

エクストリームリーディング

1月3日からVarelaの"Principles of Biological Autonomy"を3日間連続でひたすら一日中(10時間くらい)読み続けるという勉強会を駒場でやった。目下のところ1時間2ページというペースだ。だいたい、数学書と哲学書は世の中で一番読むのが遅い本だ。こ…

正月に実家に帰って数日過ごした。 実家でまずすることは、いぬ間にたまった大量の雑誌を読むことである。 日経ビジネスは中学時代から読んでいる。ああ、花王がマトリックス組織だとタイセイが言っていたのはこの記事かと、ぱらぱらと読む。 ちょうど年越し…

本質と孤独

雪の大晦日になってしまった。 昼までGalapagosのメンバーと一緒にいた。2泊3日の打ち上げ昼飯中も、早くコーディングがしたいというコメントが飛び出していた。やっぱり、作っているもの自体が面白くて可能性を感じ、メンバーも有能で面白い人ばかりとい…

赤坂ホテル開発合宿

GalapagosプロジェクトとGlucoseプロジェクトの合同開発合宿@赤坂。PS2もNintendo DSもあるのに脇目も振らずにコーディングする人々。「あー。もっとコーディングしてー!」と叫び続けている彼らをみると、恐怖にかられます。 すごいスピードで仕様が決まっ…

ろうそくの科学

せっかくのクリスマスだったので、ファラデーが1860年の英国王立研究所で行ったクリスマスレクチャーを本にした「ろうそくの科学」を図書館で借りてきて読んだ。 たしかに、名講演というだけあって、物理化学の考え方の基礎がふんだんに含まれている。ろうそ…

妄想から確信へ

昨日、Galapagosエディタを使って、開発者の小野和俊自身がXMを実践するというのをGalapagosプロジェクト内で初めて行った。すごいー。革命の予感がいよいよしてきたぞ。

5年ぶりのC++

今日は、朝方まで研究室にこもり、5年ぶりにC++でリカレントニューラルネットワークを実装。次はGA部分を作ろう。

詩人レベッカ

SFCでの講演が終わったあとに、オリバー・サックスの名著「妻を帽子と間違えた男」に収録されている「詩人レベッカ」をぺらぺらとめくって読んだ。 「彼女は物語に飢え、物語を必要としていた。物語は必要な栄養であり、現実を知らせてくれるものだった。自…

想像力の欠如

先日の新潟中越地震の直後に、神戸で震災にあった経験のある女の子が感情を揺さぶられてしまい、気分が悪くなっていた。その会話のときに一緒にいたある男の子が、「でも30人しかまだ死んでいないんだって」と言った。女の子は「地震てのは起きてからしば…

SFC特別講義「物語としてのソフトウェアと社会システム」

慶応SFCの特別講義で、ringoこと中嶋さんと一緒にお話します。 偶然、茂木さんのエントリーとかぶっていました。共時性? 「物語としてのソフトウェアと社会システム -PICSYとgumonji-」 鈴木 健 氏 (PICSYプロジェクト) 中嶋 謙互 氏 (コミュニティエン…

ISED@12/12

ISED「情報社会の倫理と設計についての学際的研究」の第一回設計研が12/12(日)に六本木のGLOCOMで行われます。知り合いの方であれば、オブザーバーとして推薦できるかもしれませんので、ご連絡ください。 報告し忘れましたが、倫理研の第一回の議事録が公開…